通販について       メールはこちらから





内燃機関の未来 有料配布について



「内燃機関の未来」 掲載内容一覧

--------------------------------------------

【はじめに】 レトロなのは電気・燃料電池車の方である

【第1章】 初心者に贈る「高膨張比サイクル講座」

ジャーナリストや学者達の無能ぶり
「高出力エンジンは燃費が悪い」の嘘
「過給して出力向上」は大間違い
メーカーのデタラメ設計
低性能で高コスト
ガソリン冷却と排気温度の関係
高膨張/可変圧縮比を生かし切れていない
正しい過給エンジン設計法
ガソリンエンジンは「首を絞められながら」息をしている
リーンバーン技術に明日はあるか
気筒休止機構の空しさ
「理論」「図示」「制動」…熱効率の基礎
高膨張比サイクルのメリット
断熱エンジンの「悲劇」とコンパウンド機構の解説

【第2章】 フリクションとの戦い

【小休止】 消費者がお馬鹿ならクルマは進化しない
ローラーフォロアーとエンジン小型化のメリット
無過給エンジンの小型化の限界と、慣性過給/エアクリーナーボックスの解説
最適膨張比とは
ディーゼルも同じ
「アイドリング」とは何か
燃費の最大の敵は「フリクション」
高出力化によるフリクション「率」低下とは
EGRの全て
欧州仕込みの『ニセモノ過給エンジン』

【第3章】 自動車エンジン基礎講座

【小休止】 デタラメ放題、カネ儲け放題
バルブタイミング
高回転化のデメリット
オーバーラップ
ノッキングの徹底解説
ロングVSショートストローク
バルブ数とノッキングの関係
バルブ挟み角の重要性とスキッシュ
低回転・低馬力エンジンを設計すのは、F1エンジンを作るより難しい

【第4章】 高効率過給エンジン実現のためのブレークスルー

評価されなかった「マツダミラーサイクル」を改めて検証
早閉じミラー実現に伴う難関とロータリーバルブ
ゲンコツカムとサージング
バルブスプリング軽量化の限界
ニューマチックスプリング
デスモドロミックの解説
VVT−iとVTEC機構の徹底解説
バルブトロニックの矛盾とコレクター容積
大失敗作『HVT』
電磁バルブの理論と現実
自動車用2サイクルエンジン爆笑物語
奇天烈VCRエンジンを斬る
何故ミラーは普及しなかったのか

------------------------------------------


【発売日】2006/1/11
※ ファイル発売当初にご購入頂いた方へお渡ししたものと一部タイトルが
変更されている箇所がありますが、本文の主な内容に変更はありません。
また、各メーカーから新技術が発表されるたびに図や写真を含むファイルの内容を
随時修正追加しております旨、あらかじめご了承下さい。



以上です。


購入をご希望の方は

・ ご購入下さる方のお名前と、商品送付先のご住所(国内のみ)
・ 連絡の取れる電話番号とメールアドレス
(新規の方は携帯電話・転送・フリーメールアドレス不可)
・ 支払い方法(郵便小為替または銀行・ゆうちょ振り込み)の指定


上記必要事項を必ず明記の上、当サイトのメールフォームよりご連絡下さい。 折り返し詳細をご連絡いたします。
なお、価格は梱包料・送料込みで1000円です。





このファイルは「エコカーの真実」の次作として書き上げたものであり、21世紀のエンジン設計とはかくあるべし。 こんな視点で書いたつもりです。同時に、これからのエンジン設計の方向性を示そうと思い執筆しました。

しかしながら、私個人としては全く新しい発想の内燃機関など必要ないと考えており、既存の技術や設備の範囲内で製造できる 物を造り、それを改良していけば良いと思っています。また、水素/燃料電池/電気自動車と言った次世代自動車そのものにも 存在価値を感じておらず、せいぜい各企業の環境イメージを高める、消費者や株主に対するアドバルーン的役割と、「化石燃料や ガソリン・ディーゼル車はやっぱり便利で優れた物だった」と再認識させてくれる程度の存在価値しかないと考えています。

今回は整備等における機械油臭い話には殆ど触れず、あくまで理論的な話題を取り上げており、回転数/負荷領域が広い自動車用 エンジンの、その全域において燃費改善する事の難しさや、サイクル理論及び熱力学を徹底的に深く掘り下げたエンジン技術解説 ファイルです。 また、燃焼速度・燃焼室形状・ノッキング・ガス流動・消炎作用・ラム圧エア・慣性/共鳴/脈動効果・コレクタ容量・ 吸排気管長/径・ポート傾斜角なども徹底解説。壁流に伴うダイリュージョンなどを、100を超えるイラストと写真と共に徹底解説を 行っていますので、アルゴン盛り・ポート拡張・スキッシュ削り・ブロックフィラー充填にいそしむ方や、「エアフロを外して V−PRO制御やFCRに…」と言ったエンジン整備やチューニングをされている方や若手技術者の方々。更に、インターネット検索 などの安易な方法に頼らず、専門書を読んだり、生の情報が得られる試乗・現物確認・整備などを怠らない真面目な方に、 エンジン理論や低燃費技術の基礎を理解して頂く入門書として最適だと思います。 ですが、ヘッドを降ろしたり、ガスケットや水/油ポンプ交換を経験した事がない人には内容が難しく感じるかもしれません。

また、自動車に限定した事ですが、現代の過給技術が熱効率向上や排気エネルギー回収に全く貢献していないどころか 逆にブレーキを掛けている現実や、余所ではなかなか読めない弁バネとスプリングロアシートの詳しい解説も記載。 セラミック構造物やリーンバーン/ライトプレッシャー過給技術をはじめ、ショートストロークエンジンの可能性の無さ、 バルブトロニックを代表とした可変バルブタイミングシステム全般の問題点と許容できないリスクや、電磁バルブや可変圧縮比 機構の実態などにも細部に渡って掘り下げましたので、自己責任と技術的好奇心をお持ちの方が存分に楽しめる内容になっています。


有料配布ファイル Car Ruins 他 通販についてのページに戻る

トップページに戻る


※サイト内で掲載している全ての情報の無断転載・引用はお断り致します。

Copyright Masaru Ikeda All rights reserved.